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七転八倒至上主義!【9】(学パロロンフェア番外編)
七転八倒至上主義!【9】
結局、昨日言った「今日」という時間が終るまで、フェアは嬌声をあげるはめになった。
「・・・・・・痛い・・・」
どこが、とは口が裂けても言いたくない。
満身創痍というのは、このことを言うのだろう。
「痛い・・・ってば」
「あっはっは。それを自業自得というのですよ、先生」
「誰かさんが私の上に降ってこなきゃこんなことにならなかったの! ・・・もういい。寝る」
ベッドにつっぷして、目を閉じようする…そんなときに、自分の手首にしっかりと残った、青痣が目にはいった。
「・・・」
「どうしました?」
フェアが眠って…もとい、気絶している間に、シャワーまで浴びてきたらしい菊池は、さっぱりした顔で彼女の方に顔を向けた。
その妙にすっきりとした男前の顔に、拳の一発でもめりこませてやろうかとも思ったが、とてもじゃないが、そこまで体が動かない。
「・・・私もシャワー浴びたいかな・・・」
「手伝ってあげましょう」
「ご冗談! 君にこれ以上なんかされたら・・・っ!」
「誤解しないでいただきたい。脚が動かないくせに、ひとりでバスルームに行くつもりなんですか?先生は・・・?」
「う・・・」
さすがに、現実なだけに、なにも言えなくなるフェア。
シャワーは浴びたい。
とてつもなく。
汗やらなんやらで、体中べたべただし、それに、気分もすっきりさせたい。
今、頭から熱いお湯を浴びたらさぞかし気持ちがいいだろう・・・。
・・・・・・でも。
バスルームに連れて行かれて、Sっ気たっぷりの色情魔人な恋人と二人きりになって何もされないと楽観視できるほど・・・フェアはもう子供ではなかった。
「やっぱりいい・・・」
「遠慮しないでください」
「いいってば・・・ぅひゃあああっ!」
丁重に教え子の申し出を断った方が吉。
そう決断して声を出そうとした途端、抱き上げられ、かすれた悲鳴があがる。
服を着こんでいる教え子に、全裸で抱えられている現状に、フェアはもう穴があったらはいりたいくらいの気持ちになっていた。
「放してっ!!放してよ!!菊池くんの・・・スケベっ変態、どSー!!」
「はいはいはい・・・どれもあってます。おっしゃる通りです。」
「前髪後退しちゃえ!!」
「・・・それだけは却下です、先生」
「も・・・やだよぉ・・・」
「安心してください。流石の僕でもそこまで元気じゃありません」
・・・嘘つき、とは、フェアの心のなかの声。
パタン。
バスルームの扉が閉まる。
その音を聞きながら、フェアは、ただひたすら、これ以上の行為がないことを祈った。
おまけ
バスルームからの帰還後。
「も・・・勘弁して・・・。」
精魂尽き果てた呟きとともにベッドに沈み込んだフェアの身に、なにがあったかは、彼女の教え子兼恋人である「菊池龍」だけが知っていた。
ダイバ先生「前言撤回・・・こんなどS・・・別れてやるー!!(涙)」
菊池さん「絶対逃がしてあげませんよ♪」
2人の行く末に幸多からんことを心から願います。
【終劇】
あとがきっぽいもの
あいかわらずなんだか無駄に長くぐだぐだな御話ですみません。
裏語で落書きを描いたついでに戯れで書いてみたら、いつの間にか長くなってました;
いまさらですが、このお話は空的菊池さん救済話です。
本編の学パロとはさらに異なる世界(パラレルワールドっていうんでしょうか)の菊池さんの可能性のお話。
ダイバ先生も「委員長」とは違う御方です。
違うっていっても・・・根本的なところは一緒(若(菊池さん)の変態具合&病んでる部分に戸惑いながらも、逃げ出さない度胸・・・とか)なんですが・・・なんていったらいいんだろう?(うーむ)
本編の菊池さんは悲恋確実(セイロン先生×フェアさん←菊池さん)ですので・・・(悲恋だからこそ・・・菊池さんの魅力もUPするわけなのですが)。
なんとか、彼が心から幸せな御話を書いてみたかったんですね。
それで空のレンコン並の頭で考えた結果・・・
「先生×生徒でロンフェアSS作れたんだから・・・反対の生徒×先生も可能・・・かも?年下攻め・・・いいね・・・妙に達観した年下攻め・・・いいかもね・・・。これなら、1対1で・・・菊池さんを幸せにさせられるかも・・・♪」という独善的で邪推に満ちた考えが浮かび・・・このお話が出来上がった訳でございます。
(空は、既に「菊池さんの幸せを願う会会員」になりそうな勢いで、菊池さん好きです。絵茶から生まれたパロキャラにここまで心奪われるとは思いなんだ・・・)
きっと、自分がどっちかっていうとネクラな部類の人間だから、若先生の「影」から生まれた菊池さんのような御方に魅かれるんだと思います。その反面、自分にないものをもつ・・・「光」の中にいる人は憧れますし、その御方の力になりたいなぁと思うわけです。
そんなわけで、普段の菊池さんとはちょっと変わった感じになってしまいました・・・。
(ほんとに既に・・・SN4のパロじゃないですね・・・)
自己満足で書いたお話ですが、もしこの御話を最後まで読んでくださった御方がいらっしゃれば、ぜひお礼を。
あなた様の懐の深さと忍耐力に心から感謝します。
読んでくださってありがとうございました~w
結局、昨日言った「今日」という時間が終るまで、フェアは嬌声をあげるはめになった。
「・・・・・・痛い・・・」
どこが、とは口が裂けても言いたくない。
満身創痍というのは、このことを言うのだろう。
「痛い・・・ってば」
「あっはっは。それを自業自得というのですよ、先生」
「誰かさんが私の上に降ってこなきゃこんなことにならなかったの! ・・・もういい。寝る」
ベッドにつっぷして、目を閉じようする…そんなときに、自分の手首にしっかりと残った、青痣が目にはいった。
「・・・」
「どうしました?」
フェアが眠って…もとい、気絶している間に、シャワーまで浴びてきたらしい菊池は、さっぱりした顔で彼女の方に顔を向けた。
その妙にすっきりとした男前の顔に、拳の一発でもめりこませてやろうかとも思ったが、とてもじゃないが、そこまで体が動かない。
「・・・私もシャワー浴びたいかな・・・」
「手伝ってあげましょう」
「ご冗談! 君にこれ以上なんかされたら・・・っ!」
「誤解しないでいただきたい。脚が動かないくせに、ひとりでバスルームに行くつもりなんですか?先生は・・・?」
「う・・・」
さすがに、現実なだけに、なにも言えなくなるフェア。
シャワーは浴びたい。
とてつもなく。
汗やらなんやらで、体中べたべただし、それに、気分もすっきりさせたい。
今、頭から熱いお湯を浴びたらさぞかし気持ちがいいだろう・・・。
・・・・・・でも。
バスルームに連れて行かれて、Sっ気たっぷりの色情魔人な恋人と二人きりになって何もされないと楽観視できるほど・・・フェアはもう子供ではなかった。
「やっぱりいい・・・」
「遠慮しないでください」
「いいってば・・・ぅひゃあああっ!」
丁重に教え子の申し出を断った方が吉。
そう決断して声を出そうとした途端、抱き上げられ、かすれた悲鳴があがる。
服を着こんでいる教え子に、全裸で抱えられている現状に、フェアはもう穴があったらはいりたいくらいの気持ちになっていた。
「放してっ!!放してよ!!菊池くんの・・・スケベっ変態、どSー!!」
「はいはいはい・・・どれもあってます。おっしゃる通りです。」
「前髪後退しちゃえ!!」
「・・・それだけは却下です、先生」
「も・・・やだよぉ・・・」
「安心してください。流石の僕でもそこまで元気じゃありません」
・・・嘘つき、とは、フェアの心のなかの声。
パタン。
バスルームの扉が閉まる。
その音を聞きながら、フェアは、ただひたすら、これ以上の行為がないことを祈った。
おまけ
バスルームからの帰還後。
「も・・・勘弁して・・・。」
精魂尽き果てた呟きとともにベッドに沈み込んだフェアの身に、なにがあったかは、彼女の教え子兼恋人である「菊池龍」だけが知っていた。
ダイバ先生「前言撤回・・・こんなどS・・・別れてやるー!!(涙)」
菊池さん「絶対逃がしてあげませんよ♪」
2人の行く末に幸多からんことを心から願います。
【終劇】
あとがきっぽいもの
あいかわらずなんだか無駄に長くぐだぐだな御話ですみません。
裏語で落書きを描いたついでに戯れで書いてみたら、いつの間にか長くなってました;
いまさらですが、このお話は空的菊池さん救済話です。
本編の学パロとはさらに異なる世界(パラレルワールドっていうんでしょうか)の菊池さんの可能性のお話。
ダイバ先生も「委員長」とは違う御方です。
違うっていっても・・・根本的なところは一緒(若(菊池さん)の変態具合&病んでる部分に戸惑いながらも、逃げ出さない度胸・・・とか)なんですが・・・なんていったらいいんだろう?(うーむ)
本編の菊池さんは悲恋確実(セイロン先生×フェアさん←菊池さん)ですので・・・(悲恋だからこそ・・・菊池さんの魅力もUPするわけなのですが)。
なんとか、彼が心から幸せな御話を書いてみたかったんですね。
それで空のレンコン並の頭で考えた結果・・・
「先生×生徒でロンフェアSS作れたんだから・・・反対の生徒×先生も可能・・・かも?年下攻め・・・いいね・・・妙に達観した年下攻め・・・いいかもね・・・。これなら、1対1で・・・菊池さんを幸せにさせられるかも・・・♪」という独善的で邪推に満ちた考えが浮かび・・・このお話が出来上がった訳でございます。
(空は、既に「菊池さんの幸せを願う会会員」になりそうな勢いで、菊池さん好きです。絵茶から生まれたパロキャラにここまで心奪われるとは思いなんだ・・・)
きっと、自分がどっちかっていうとネクラな部類の人間だから、若先生の「影」から生まれた菊池さんのような御方に魅かれるんだと思います。その反面、自分にないものをもつ・・・「光」の中にいる人は憧れますし、その御方の力になりたいなぁと思うわけです。
そんなわけで、普段の菊池さんとはちょっと変わった感じになってしまいました・・・。
(ほんとに既に・・・SN4のパロじゃないですね・・・)
自己満足で書いたお話ですが、もしこの御話を最後まで読んでくださった御方がいらっしゃれば、ぜひお礼を。
あなた様の懐の深さと忍耐力に心から感謝します。
読んでくださってありがとうございました~w
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